溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

夢と夢と夢と夢で

 

はい夢の話する。

大体夢の話するときっていうのは何も思い浮かんでない時が多いとかそういうのはもういいじゃないか。

謎の一日一個は書かなきゃという概念に縛られているんだ!

(明後日の方向への責任転嫁)

 

 

カオスの湖。

 

そこにはなんでも泳いでいる。

 

そこでなんか知らない人と釣りをする。

 

というお話でありそうな夢を見たのだ。ちなみに釣りは趣味でも何でもないし、

すり鉢みたいに斜めになってる場所の中心にちっちゃな水たまりみたいなのがあって、自分たちはそのすり鉢の中で落ちないようにしながら糸を遠くから垂らしている状態だ。

中心まで行くと危ないらしいのでいけない、みたいな話だったはず。何が危ないとかは知らないよ夢だからぁ!!!(自分で夢の話しといて情緒不安定になるメンドクサイパターン)

 

しばらく(夢らしくマグロがつれたりボルボックス(魚サイズ)がつれたりカジキがつれたりハルキゲニアがつれたり滅茶苦茶だが気にしていない)二人で和やかに釣りをしていたのだが、

 

なんか大物がひっかかったか釣り竿が重くなったのだ。

 

リールを巻くことが難しいくらいになり、やがて釣り竿ごと引きずり落とされそうになりながら

 

「なんかでかいのかかったぽいんだけどどうしよう?」

「いや……こんな時間にこんな大きなものがいるわけがない」

「超やべぇじゃん」

 

みたいなホラー(には見えないけどなんか本人たちの感情的にはホラー)展開に。

 

よし、ゆっくり引き上げよう、ごくり……みたいなよくある展開みたいなことになって、じわ……じわ……と二人がかりでなんとか巻き上げていた

 

タイミングで意識が中途半端に浮上開始。

 

あ、俺起きる! これ俺起きるよ……!

となる。

 

所謂明晰夢の状態には移行できず、なんか視点ごっちゃの観客状態。

でも起きようとしているのだけはわかる状態。

 

話がなんかもう夢の中なのでクソほど整合性とかはないのだが、夢の中なりの納得感がありそうな、ちょっといい感じの答えに夢の中の俺の思考がたどり着きそうだったみたいなのだけど、こう、起きそうで夢特有の起きた後記憶が覚えておけないで消えていく感じの予兆という不思議なものを味わい、必死に抵抗する。

もうちょっといいやん! 気になる所ですやん! もうちょっと融通利かせてくれよぉ! 俺の事だろぉ!

 

と、抵抗して抵抗して抵抗するもなんか記憶が消えていくのだ。

 

さっきまで何を考えていたのか、何かこのあと映像というか夢の続きがあったっぽいけどそれも起きるころにはすべて消えていく始末。

 

もう目を開けば途中のことまでばらばらに消えていき、中途半端なことばかりしか覚えていない。

全部覚えていれば、もしかするとちゃんと話ももっとちゃんとしていたかもしれないのにもう確認もできないのだ。

 

残るのは、残ったのは、もう取り戻せない虚しさと悔しさと悲しさだけであった。

 

 

記憶消滅系ストーリーの過程にいるキャラの気分みたいなものを味わったと考えればお得だったかもしれない。