溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

缶詰ボロボロ

 

缶詰。

 

缶詰にすることで保存食になれる。

 

保存がきく。

 

ところで

何度かした話なのだが、幸せというものがある。

そう、奴はため息で逃げるのだ。

 

逆にいえばため息を狙えば幸せは見えなくともそこにあるということになるではないか。

 

つまり、ため息を封印して缶詰にしたらそこには幸せがないとおかしいのでは……?(おかしいのはその頭)

 

幸せの缶詰、誕生の瞬間である。技術は進化した。幸せのおすそ分けとはこのことか。でも他人に向かってため息つくと怒られるよ。

これはもうできなければおかしいですね。

 

幸せの長期保存。

 

『貴方の幸せ、未来に残しませんか』

 

がキャッチフレーズよ。

……

 

…………

 

………………なんかやべぇ商売のキャッチフレーズっぽいけど気のせいよ。

 

今の幸せを切り取って後に残す。

幸せの貯金ですわ。

 

お金の価値は変わってしまいますよね、でも幸せの価値はいつだってかわらな(何か商法っぽいので強制的に略)

 

実際、幸せを缶詰にしたとしてそれはどうよ。

 

何がどうよって、消費期限よ。

 

幸せに消費期限があるのかって、そら缶詰だからあるでしょ!!!!!!!(幸せが逃げるほど情緒不安定)

 

 

幸せには消費期限があるんだよ。

それは、仕方のない事なんだ。

 

とかいうとなんか深いこと言った風じゃない? そうでもない?

その時感じた幸せを缶詰にしたらその幸せも長持ちするのか? それとも封じた瞬間消えてしまうのか。

 

幸せとはただ消えていくものなのか。

加熱処理しても大丈夫ですか。

幸せの消費期限が過ぎたら腐るのか。

 

腐った幸せを捨てられず、今も持ち続けてる。

 

とかいうとなんかまた深いっぽくない? むしろ不快っぽい? そんな馬鹿な。

缶詰にできたとしても、他人の幸せだとどうなるものか。

抜け出た幸せなら開けた人のものとなるのか、それとも元の場所に戻るのか。いやでもため息で出ていく程度だからなぁ……

 

それに、結局は幸せの缶詰では流行らない結果に終わりそうではあるのよな。

 

いつだって人の不幸は蜜の味であふれてるからそっちの方が人気になっちゃうんだ。

人の不幸が蜜の味に感じる感性なら、人の幸せはそんな人にとってはきっと苦々しい。

 

だからこそ人の幸せを甘く感じる平和な世界が今必要なんですよ!

争いをやめ、人の幸せをこそめざすべ(主張をいきなりくさい方向にむけようとしたので強制的に略されました)

 

温かい空気がいいけれど、みんなに余裕があるということはそれは結局余裕がないという現実になってしまうのかね。

そこで来る時のために今ある余裕を缶詰に(ループ)