溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

リバーシみたいに挟まれた瞬間ためらいなく手の平すぐ返せたら人間苦労はないわけで

 

悪役(古)というかあくのそしき()が目指しがちな目標の一つとして

 

世界征服だ!

 

というものがあると思う。

 

散々突っ込まれている事項でもあるわけだが、いったいなんのためにこれを行うのだろうかという問題が浮上する。

 

しかしもって、これはあえて示していないのだという事もある。

何故ならお話で世界征服を掲げるのはなんか戦隊関係とかの敵だったりネタだったりすることが多いわけなのだ。

そうすると配慮とか、ボケの一つだからとか、それをお話に絡むとなんか別物になっちゃう……とかの事情があってそうなっているのだ。

仕方ないのない事だった。

創作だから、ふんわりしといていいこともあるっていうことよ。

 

おわり。

 

 

 

とはいえ。

 

実際問題、どうなんだろう。

世界征服。

したいだろうか。

世界征服。

小物の個人としてはとっても面倒くさいのでは? としか思えない世界征服。

 

すべてをはかいしたいのだ!

 

わかりやすい。

これはわかりやすいし、能力が単純で済むと思う。

 

征服したい、ということはどういうことだろう。

破壊して全て0にしてやるのだ! ということなら世界征服とはいわんと思う訳で。

 

なんやかんや勝利した!

 

世界征服した!

 

やったぜ! 超満足!

 

じゃあ終わり……!

 

目的……達成です……!

 

解散……!

 

わぁ、これはこれですっごい迷惑。

征服が目的ならこうなってもおかしくはないと思うのだ。征服してからうんぬんってまぁきかないことの方が多い。実際燃え尽き症候群になるやつとか凄いでそう。(偏見)そしてカリスマな初代あくのそしき代表が引退したら終わりそう。

その前に統治能力と戦闘能力は別物ことが多いわけで。

派閥争いとか戦闘員縮小とかの問題で争いがぽこぽこでてきそうでもある。だってあくのそしきだぞ。問題がおこらないわけがあるか。(偏見)おこれ(暴言)

 

(あれ? なんか思ってたんと違う)

(思ってたより楽できないどころかやること増えて前よりもきつい……ブラック、ブラックじゃない……?)

(なんであくのそしきなのに真面目に働くことに……?)

(これもう裏の組織とかじゃなくて表の活動では……?)

 

ってなるやつも多くなるんじゃなかろうか。

しかしそうなってもどうしようもないのだ。

何せ世界征服した組織をやめていくところはないのだ。

まさしくあくのそしきはブラックな組織。

 

まぁあれよ。だって

 

ちゃんと組織として成立します。皆不満少なくあっても解消に速やかに動く仕組みがあり、過ごしやすい環境をよく整えます。

皆優秀であり、ちゃんとホワイトな運営をしていても全支配地域の運営は完璧であり、発展性も上々です。

反乱等が起きないように地域の幸福率を上げることにも余念がありません。

 

これもうあくのそしきじゃないでしょ。そんなんできるなら民間人にとってははよ負けてよかったまであるでしょ。なんで争ってたん? みたいになっちゃうでしょ。

 

なんかふんわりしたあくのそしきを名乗る以上、征服はなんかうまくいかないのは概念上決定事項なのだ……(酷い)

 

これだとあれよ。歴史が進むとあくのそしきは元正義の味方になっちゃうよな。

 それは別に普通のことか。