溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

一人時間差(うるう)

 

今年はうるう年だったのである。

4年に1度のうるう俺が担当していたせいか寝坊してしまいうるう記事は発生しなかったのだ。

 

4年に1度の俺ってなんだよ。

 

俺が2人!?

とかいう誰も得しない展開。

 

29の気持ちにもなってみろよ。

29日のよぉ。

他の月にはメジャーな存在だけど4年に1度しか近づけない2月さんに唯一近づけるチャンスなんだぞ。ここぞとばかりにアピールなんだ。

でも4年に1度の接触だからうまく話せたりはしないんだ。

だから関係は一向に進まないんだ。つれない2月。釣れない29日。

いつまでたっても関係は4年という遠さから声の嘘も真も届かぬ距離のままなのだ。

 

日付や月に人格はねぇ!

 

全部うるう俺がしでかしたことだから、文句は全部4年後の俺にしなきゃいけない。

大変だなぁ4年後のうるう俺。

俺はずっとでずっぱりの俺だから、うるう俺の気持ちはやっぱりわかんねぇや。

 

2月29日だけやってくるもう1人の自分。

とかいうとなんかホラーなのかなんなのか。