溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

深淵を覗くとき

 

深淵。

深淵を覗くときには深淵に覗かれている。

 

深淵。

 

深淵を覗く……

深さあるし……暗いところを……

 

目が合う……

 

目が合う……?

 

いやどっちも視力いいな。

 

実際深淵を覗くために必要な視力とライトがないと無理なのだ。深淵を覗くには深淵覗いている相手を気にする前に準備を整えないと覗くことさえできない。

どちらも準備せねば深淵をまず満足に覗くことができないのではないか。

 

つまり、見られ損である。

もしくは相手も準備してないパターンで、どっちも見ている風で見ていないとかか。

 

Q.あなたは深淵を覗いたとき、相手がいることに気が付きましたか?

A.

A:あー! あーあーあ……あったあった! あったよ、目! 確かにあった……な? あったもんな?

 

B:う、ん? あー……あった、あった? あったよ、うん。あった。え? 見えてなかったんじゃないって? ば、馬鹿か。俺だけ見えてないとかあるわけない理由だろ!?

 

 

なんて悲しい覗きあいだろうか。

深淵を覗くとはつまり、悲しさを乗り越えることでもあるのかもしれない。

そう思いますね!

 

違う? 

違うか。

違うな。

 

そうだな。