手抜きだよ手抜き
最近甘いものが急に食べたくなる時は同じものを食べている。
別にお菓子を買ってストックしているわけではない。
小麦粉に砂糖入れて卵入れて焼いて食うのだ。
雑。
雑の一言である。説明もものも出来上がりも雑。
分量? 量らねぇ!
焼き時間? 計らねぇ!
どのくらいの腹具合かも焼いた結果生まれる量もまったく考慮しないのだ……!
何も考えない。
そこには無という概念があった。
無があるという矛盾した存在が、確かにそこにあったのだ。
ホットケーキクッキーもどきに何を大層っぽいようでいて何でもないことをいってるんだ俺は。
そんな感じの手抜きの物体を食っているのである。
焼きすぎるとかなり口の水分を持って行ってくれる優秀な代物が出来上がるんだぜブラザー。はは、ぱっさぱささ。口の中がね。甘い分だけ干しシイタケをぶっこまれるよりましだろう?
どっちもいやだって? 我儘な。
はい。サイコパスですね。
人の許可を得ずに人の嫌がるものを嬉々として口につめるのはやめましょう。
サイコパスです。
人の許可を得たとしても嬉々として口の中に放り込み続けてはいけません。窒息します。
サイコパスです。
念動力を渡します。
サイコパスです。
はい、まだ暑いですからね。
そうだよ。寒くなるとわかっていてもいいたくなる何かがあるんだよ。
で、小麦粉だからそこそこ腹も膨らむ。急に話は戻るよ。ジェットコースターリスペクトだよ。やったね!
ぼすぼす食うのだ。毎回作りすぎたなー、量多すぎたなーとか思いつつね。食べるのだよ。
ちゃんと作ったほうがうまいのはわかる。
ちゃんとつくったらうまかったからわかるよ。
でも、面倒くさいじゃないですか。
全てを台無しにする一言。
面倒くさいじゃないですか。
この一言がいつまでもつきまとうから俺は強も小麦粉を適当に焼くしかできないんだ……!(責任転嫁。
でも買ったほうがはやいしうまいよね