キャベツ。別々。

キャベツ。

キャベツきゃべつきやぶぇつぇっ。

きゃーべつきゃべつ。

きやー、べつ。

キャーは別。

悲鳴は別。

意味するところ、悲鳴によるところの不幸をこそ、日常から別にして取り除いてしまいたい。

つまり、キャベツとは転じてヒーロー、日常を守る人を意味する言葉だったんだよ！

なんだってー。

……

なんてことはないわけです。

なんだよキャーは別って。無理やりかよ。もうちょっと考えてから書けよごめんな！！！！

とはいえ、キャベツ。

千切りにされてもまかれても煮られても生でも焼かれてもつけられても活躍する万能選手である。

よっ！　一人メドレーリレーかい！（合いの手）

これはもうキャベツ自体がヒーローといっていいのでは？

キャベツ戦士ザワークラウト！

っていうとほら、なんかそれっぽいやん。実際は

キャベツの漬物（ドイツ）です！

って名乗ってるだけだけど、ほら、なんか必殺技とか使いそうな響きはあるでしょ。

戦士？　知らん……ブランドとかじゃねーの……知らんけど……

甘藍戦士甘藍之漬物

ってかくとなんか古典の響きありやん。それか漢文。

そうでもない？　そうでもないか。

食物繊維もあるんだで。

食べよう、キャベツを。

崇めよう、キャベツを。

崇めるは違うか。

違うな。

はー、キャベツ星人になりたい。

キャベツ星人ってなんだって、そら一皮も二皮も向き放題の成長し放題ってことですわ。

（キャベツなら一皮むいちゃうと本体がちっちゃくなるから成長を意味しないのでは？）

きょ、強キャラの変身は最終的に小さくなるものだから……（震え）