溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

のびーるのびーる

 

髪が伸びる。

首が伸びる。

手が伸びる。

足が伸びる。

 

1つのホラー的、怪物的特徴として伸びるという現象があるのだ。

 

この人形、毎日少しずつ髪が伸びてて……!

 

とか。

 

実際髪が伸びる人形は何故? とは思うがどんな実害があるんだろうか?

 

まさか……代わり持ち主の髪の毛が……抜ける?

 

それは恐ろしい……

 

でも怖さ的には「ハローボブ! 朝食はまだかい?」とか、いきなり距離感つめながら話しかけられたほうが嫌だと思う。ボブじゃねぇし。お前飯食うのかよ的なうんざり感すらおまけにつけられるのだ。

 

手が伸びるとか足が伸びるとか、もう怖さもない。

財宝を探している奴とか、火を噴きテレポートする人とかだって手足伸びるし。

火を噴きテレポートする方が人外なのでは?

 

首が伸びる……っていっても。物理攻撃が通じるとすれば、それは弱点を増やしていることに他ならないわけで(そういう問題ではない

 

どこを伸ばせばいいんだろうか。

何を伸ばせばホラー社会で個性を出して生き抜いていけるのだろう。

 

個性を伸ばせ!

といわれたって、伸ばす担当のホラーさんは困りに困るだろう。

そんなことができれば、伸ばす族だってメジャー映画ばんばんでてるというものだ。

 

方向性を見失った伸ばす族は奇をてらい始めるに違いないのだ。

ピノ〇オを勧誘したり、

鼻の下を伸ばしてみたり、

あなたのまつげを伸ばします、とか怪しげな商売を始めてみたりするに違いない。

 

そうしてさ迷った挙句、

ぼくたちは綺麗な向上心をまっすぐ伸ばすことを、いつの間にかやめていた

とかいって綺麗に終わらそうとするに違いないのだ。

 

……

 

麺とか伸ばして嫌がらせしとけばいいんじゃないですかね(投げやりなまとめ