溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

自分鬼ごっこ

 

自分探しの旅、という行動がある。

 

自分がどこにいるのかわからないから探しに行くという一人鬼ごっこだ(違う

 

そうか……自分とは、ここに最初からいたんだっ!

みたいになるまでが一連の流れである。

 

 

ふと思ったのだ。

こうならないで[自分]を見つけてしまった場合、恐怖ではないのかと。

物理的にということよ。物理的にもう一人の自分を見つけてしまったら、ということ。

 

お前は……俺!?

 

入れ替わってる!? どころの話ではない。入れ替わっても俺は俺、となって意味がなくなるという罠。

ドッペルゲンガーなら死亡フラグが立つ案件なのだ。感動展開はできない。

 

しかし、しかしだ。

自分を探しに行っているのだ。自ら望んでいっているのだから、この場合は驚く資格はないのではなかろうか。恐怖する権利は。

探しているのに見つけたら拒否するとはこれいかに(そういうことじゃない

 

違う! こういう意味じゃない!

とはいうのだろうが、現在とは違う自分を受け入れるために旅立ったのではないのか。では受け入れねばならぬのではないのか……

 

と思ったけど、一方的に探されて受け入れるとか拒否られる自分の気持ちにもなってみろよ。

何言ってんだお前やろ。せやろ。

 

あなたも探している別の自分がいるかもしれない……

 

とかいうとなんかオチっぽいですか。

奇妙な物語とかでありそうというか、あってそう。こういう系の話