寄生表現
不幸や幸福。
それらについての表現の一つに、種がある。
不幸の種。
幸せの種。
お前は不幸の種を拾っていたのさ……!
的な。
あなたは幸せの種を一つ拾ったんだよ……
的な。
いや、幸せため息ででていったら種になるんか……?
どういうことだ。
そもそも幸せや不幸の種を拾ったんだって拾った自覚もないってことでしょ。本人は。
ていうか植えられているのに見えるのか、指摘した側(困惑)超能力者かな?(たんなる比喩表現)
大体拾ってるのに自覚ないってなんだよ。それは拾ったっていうかいつの間にかくっついてたとかそういうことじゃないのか。(比喩表現全無視パターン)
大体どうしたら育つんだそれは。どうやって育てればいいのだ。寒いとだめとか暑いとだめとかあるでしょ。
どのくらい水をやればいいとか。体のどこに植わってるのかわからんからどうやって水やればいいのかもわからんけどなぁ!!!!(情緒の種がない)
それか勝手に育つのか。
そも土はいらんのか。
体の中に土壌があるのか。拾ったっていうかもうそれ植えてるやん。
勝手に植わった? 体に? 肉に……知らぬうちに……
それは……もはや寄生的な何かなのでは……?
幸せの種(寄生)
とたんになんかやべぇもののにおいしてくると思う。
あと、種はきくのにあんまり
幸せの果実を収穫したのさ!
とはいわんよな。むしろ育ってからが本番ちゃうのか。種育たんのか。種の時点で効果があるってどういうことだ。
種は種のまま所持せねばならんのか?
使ったらステータス上がるタイプの種か?(ゲーム脳)
能力上がる系アイテムとして種がもったないなくて使えないタイプか?(ゲーム脳)
いや、なんか起きた時、
育てていたんだね……
みたいな事いうけど、種を育てていたんだねであって収穫したとかはいわなくない? 覚えがないのに収穫できるって怖くない?
精々花が咲いたとか実ったとかで。勝手になって勝手に咲いてもそれは植えた覚えすらないし認識できないわけで。
それも相手から言われるばかりってことは咲こうが実ろうがやっぱり認識できてないという。
いやじゃあ収穫できてねぇじゃん。認識できてないんだからもぎとれはしないじゃん。実った奴実りっぱなしじゃ利用できないんですけどどうなってるんですか。
やはりこれは単なる寄生なのでは……
そして幸せはその後ため息ですら出ていくのに、不幸は文字通り根付くっぽいのがまた寄生感強いのである。不幸が逃げていくとかいう表現もどこかできいたりするから、不幸は種から発芽したら足が生える……?
寄生なのでは……
そういう意味では不幸のほうが種っぽいよな。足がはえるかどうかはともかく。
幸せはなんか吹けば飛ぶ感じ? 綿毛がなんかかお前。しっかりしろ。
お前は不幸畑の土壌と化していたのさ!
貴様の幸福の綿毛はとうに吹き飛んでいるのだ!
とはいえこんな表現されても戸惑っちゃうよな。
というか種ありきだしな。
いつの間にか種より発言(?)になってしまった。
やはり、寄生されて……(被害妄想)
いや、というかあれか。
幸せの種は勝手に植わって呼吸(溜息)とともに新たな種を散らして活動範囲を増やしていくまでが一連の流れなのか?
やっぱただ寄生されているだけじゃ(略