溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

家に勝手に入られていると思ったらそれはそう

 

いわくつきスポット。

 

ホラースポット。

 

探索されがち。

 

そら怖いこと起きた! 

と評判になるくらい怖いこと起きなきゃそうは呼ばれないのだが、ついてるいわくのわりにばんばん人来る。

 

もしかしたらいわれたからいわくさんが張り切ってる説があるかもしれない。

 

噂になってるぞ!

マジか!

期待に応えなきゃ!

 

うぉぉぉぉぉぉ!

なんかそれっぽいものおとぉぉぉぉぉ!

それっぽい空気ぃぃぃぃぃぃぃ!

 

って頑張ってるかもしれない。

ただし、その場で動けないほどの何かはおこらないものとする。そらそうよ。だってホラースポットから人帰っていかなきゃ噂も広まらないもの。

いわくがつくには、ちょうどいい感じでなきゃダメなのだ。

 

いや、寂しがり屋かよ。

 

 

そのホラースポットにオカルト的『何か』ではなく人がいれば安心できるだろうか。

 

雰囲気だけはあるけど、特に何も起こらないホラースポット。

怖いだろうか。怖さは一段以上劣るかもしれない。

そんなホラースポットにひたすら立っている人。

 

どうだろうか。

 

……

 

なんか無性に怖い気がするのはなんでなのだろうか。ただ立っているだけなのに。何もしてきたとはいってないのに。

 

目的があってもなくても怖い気がするのはなぜなのだろうか。

でもそんな場所にいってるのは同じなのだ。そこにいる人も、それを見た人も、無意味にいってるのは同じなのだ。

逆にびっくりされたらどうだろう。

 

うわぁ! なんかこんなところに集団できてこっち見てる! こっわ! こっわぁ!!!!

 

と、

 

怖いもの見たさで言って怖いもの見る目で見られるのだ。

 

これはどんな気分になるのだろうか。

 

というかスポットにされてる場所に例えばマジもんの何かよくわからない生命体かオカルト的何かがいたとしよう。

 

 

スポットにされるくらい目立って、クソ意味の分からない目的でやってこられたりあらされたりする。

 

 

……

 

…………

 

これ襲われるの当然といえば当然なのでは……?

 

肝試しグループもとうのオカルト存在も無許可でそこにいる点は同じかもしれないが、住処にしてるところ荒らされたら怒るか逃げるかの二極になるんじゃあるまいか。

 

変な音なった!

 

それってもしかして、

 

うるせぇ! 壁バーン!

 

されるのと同じ感じなのではなかろうか。

うるせぇ! というメッセージなのではなかろうか。それか

はよカエレよ鬱陶しいのぉ!

という。

 

雰囲気もそう。

怒ってる人はなんとなくわかる感じのそれではないだろうか。

怒ってる人は怖い人は怖い。

別の生物がおこったり威嚇してくる様は怖いものは怖い。

それと似たジャンルのそれではないだろうか。オカルト的うんぬんじゃなくて。

 

もしかしたら、ホラーな出来事が起きても野生動物との遭遇の如くゆっくり刺激しないように撤退さえすれば何も起こらない説あるかもしれない。

とかちょっと思った話。

 

というか段階わけて物事が起こってるなら最初の時点で帰れよ。なんで本格的に被害にあうまでつっこむねん。帰ってたら被害そこまでじゃなかったんじゃないのか。

とか思っちゃう場面はありがち。

という話ではなかったけど、そんな話をしたかった気がする。