頑ななる意思の便り
腹痛も限界に来た時、あなたは何を思うだろうか。
果たしてあなたが腹痛なのだろうか。
それとも、腹痛があなたなのだろうか。
腹痛とは何か。
なぜ、腹は時折痛みのベルを鳴らし続けるのだろう。
痛みが音だとして、もはやその大きさは騒音といっていいだろう。
深夜迷惑や近所迷惑だとは思わないのだろうか。
ノックからのすみません、うるさいんですけど。静かにしてくれませんか。が怖くないのだろうか。人一人が一軒家だとしても近隣住民からの苦情は村八を誘発しかねない。騒音を鳴らしっぱなしは危険行為だ。
腹痛だから整腸剤、胃薬の類を飲むのだろうか。
それとも腹痛に飲まされているのだろうか。
カマキリに潜む虫が水辺を誘発するように。
我々はどこにつれていかれるのだろうか。
この腹痛という離れ得ぬ存在に。
トイレです。
トイレです。
大事なことだから二回言って起きました。
過ぎ去れば忘れられるモノ。
それが腹痛でもある。
まるで時間の流れに乗る船のように。
いや乗って流れていくのは水だけど(汚い)
腹痛の時は思考が暴走しがち。
これはその一例であった。
おしわり