溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

本当にお湯を入れてしまったのか?

 

インスタント食品は便利だ。

 

お湯、レンジで手軽に食べることができる。

時間がない時や疲れている時には感謝感激の援軍と呼べるだろう。

わが軍の勝利だ!

まぁ、食べられてしまう訳であるが。

援軍を……食べてる……!(語弊を生む表現)

 

いきつくさき

 

インスタント人生

 

とか、何か世にも奇妙ななにがしかで聞きそうだ。

むしろ長い歴史の中で放送されていても不思議には思わないタイトル。

 

お湯を入れると、現実時間三分間で一回分の人生を体感することができ……それは邯鄲の夢なのでは?

インスタントの行きつく先とは邯鄲の夢だった……?

 

この今体験している人生がインスタント人生でないと誰が言え……胡蝶の夢じゃね、それもうなんか。

 

インスタントとは邯鄲の夢で胡蝶の夢を疑うきっかけだった……?

 

まぁ、まぁ、ありがちではある。

世界は五秒前にできた、

とか、

この世界はゲームだ、

とかは。

それからすればインスタントで見せられているというのも別に不思議ではない。

起きた先がどこかのリビングか何かか、何かポットみたいなSFっぽいところか、の違いくらいしかない。

 

インスタント現実が必要だ。

お湯を入れればどんなに混乱・錯乱していても3分間で正気に戻るのだ。

マストアイテムかもしれない。

……鎮静剤なのでは?

 

インスタント人生とインスタント現実を同時に作るとどうなるんだろうか。

異なる概念の2つがぶつかりあって昏倒するかもしれない。

同じ場所で使ったらだめな洗剤とか的に。

便利なものでも使い方を誤ると毒になるのはいつだってなんだって同じだ。

使い方があってても毒になるものも多いけど。