溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

じわじわじっくりことことざくざく

 

夢に感覚があるというのは一長一短である。

 

嘘である。

 

いい夢というものをほぼ見ないからいいことがないのであった。

いったんたんたんいったんもめんであった。いったんもめんは違うか。違うな。せやな。ちょっと無理やすりぎたわ。

 

という訳で、他人が効いてもおもしろくない話ランキングに入るけど定期的にしている夢の話である。

なんか変なの見た時はせめて発散しておきたいのである。

 

発狂したように嫌がらせをしてから刃物で襲い掛かってくる相手になぜかアイロンで応戦するも抵抗むなしく腰辺りをじっくりゆっくり刺される夢を見たのである。ちなみに相手は知り合い。

 

アイロン。コード付き。

アイロン。

アイロン?

アイアンと違うくて。

アイロンである。尖っとる。

 

尖ってるし割と鈍器っぽいけどさぁ。刃物相手はきつない?射程とかてきにも。盾にできるほど器用でもないし。

尖っとるいうても、なんか取っ手的に挙動変になるやん。というかちょっと重量感あってな。古いタイプやってん。振り回すのもなんかリスクあるなって思っちゃう程度には重かってんな。

 

コードがあっても振り回して使えるとかとは違うやん。夢の中の俺はどうしてそれを選んだの? 気になるじゃん。そこから放映しようぜ、夢。夢放映部。夢放映部て。

夢だから解決することもなく、結局刺されたのだ。なぜか腰をじっくりと。

相手は超笑顔。サイコパスかな?

 

どういうことよ。(聞かれても)

 

痛みで起きるなら刺された瞬間起きるべき。

どうしてこれ系の悪夢でさんざっぱら痛みを体験……体験? した後に起きねばならぬのか。落ちて激突する瞬間とか刺される瞬間とかで飛び起きるパターンになれよ。なってからじゃ遅いと思うよ夢監督。

 

こういう時、痛んだ部分に何か実際に当たっていた、夢ほどではないが実際起きた後もなんかぶつけたのか痛いという場合もあるし、そうでない場合もある。

 

今回はそうでないパターンだ。痛みはすっかりない。

 

あーよかった。

 

とはならないからな。

 

しかし夢というのは本当に器用である。俺は不器用なのに。

そんなところじっくり刺されたことなんて当然ないし、アイロンで応戦()したこともない。

 

でもそんなものを感覚付きで映像としてみるわけなのだ。

やめてくれよ。

 

でも現実の俺の思考はそんな器用さを発揮できないのである。夢だけの器用さである。

でも夢だけでもそういう器用さをもっている、スペックはあるという事であり……

 

そういうスペックはあってもいかせていないということを悪夢で知りとうなんかなかった……!

(そういう話じゃない気もする)

 

せめて痛くない夢がいい。

風でひっくりかえり続ける傘を延々そのばで戻そうとし続ける夢のほうがまだましだったのだ。

今日はいい夢頼むよ。

 

おわり