溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

地面から生えてくるうどんのことではない(地からうどん)

 

ちからうどん。

 

力うどんというものをご存じだろうか。

 

モチが入っているアレである。

 

力持ちが語源だとか説はあるようですね。

 

地面からにょろにょろんと生えてくるうどんとは温泉のように自然から湧き出るものだったのか……!

うどんとは……神秘とは……!

 

みたいなことではもちろんないし、

 

うわっ、指きった……うどんが!!!!????

うわっ! うっわっ!!!!!

次から次へと指からう……うどんが!!!!!

よく見たら垂れた血からも噴き出るように……!?

 

と血からうどんが湧いてくるホラー現象をさしているわけでもない。

 

モチが具材とは言っていればそれは力うどんなのだ。

 

……いやモチうどんでいいやろ。よくない?

 

わかりにくいやんぶっちゃけ。ちからってなんやねん。モチ食ったらゆうきりんりんになるんか。ならんやろ。知らんけど。

 

不親切なんじゃないんですかね!

 

知らない人は「力ってなんですか?」ってワンアクション入るやんけ。もちうどんならそれはいらん手間やんか。「もちってなんですか?」って聞く人もおるはおるかもしれんが、前者よりは少ない事は納得するやろ。せやろ。

炭水化物でパワーとか、力持ちーに由来するダジャレ的な由来とかいう説とかあるらしいけど、ダジャレ的ならもう迎合して変わっていってもいい部分じゃないんですかね……!

いうて炭水化物で元気出ます! ってことならうどんましたらそれで力うどんじゃないんかって話やぞ。炭水化物=パワーてことならうどんとうどんで被ってしまったらそれはもう力まします力うどんってことになるやんけ。でもそうは言わんやろ。

 

言葉だって現代に合わせて言っているじゃあないか。辞典の内容だって更新されている。

こういうものは割とあるわけだけど、ちからうどんもその1つだと思うのだ。

 

今までこれでやってきたから……

 

わかる。わかるよ。安易になくしちゃだめなもんもあるさ。取り返しがつかなくなるタイプもそらあるよ。

 

でも、なくしちゃダメなタイプな伝統とは違うやん。なんかちゃうやろ? そこは同意ちゃう?

ちからうどんからただのモチ入りうどんに名前変えたところで祟りがあるとかとも違うやん。

 

ちからうどんからモチ入りうどんにすると伝統の文化がなくなってしまう!

 

とかそんな大げさなモノちゃうやん。

 

というか語源も確かじゃない感じやん。伝わってないやん。伝で統じゃないやろ。じゃあ変えよう! やん。

 

焼きそばパンみたいな炭水化物炭水化物の組み合わせでも焼きそばパンはその点潔いじゃないですか。

 

焼きそばパンを

 

せや! これから側だけに! スタンドバイミーパンと呼ぼうや……!

 

とはいわないでしょ。せやろ。

 

わかりにくいやん。焼きそばパン。シンプルでいいやんけ。

わかりにくいのはなんかこじゃれた感じの喫茶店とかの

なんとかのなんたらかんたら風なんたらのなんたら香り~なんたらのかんたら~

みたいなので十分ですやん。毎度どこでもそんな感じだと食べる前に胃がもたれる人も割とおるはずやって信じとるぞ。

 

食べ物はわかりにくいと注文しにくいでしょ!!!!

 

こだわりの店でこだわるとこそこじゃなくない? 感あるでしょ。

 

そういうことよ。

ちからうどんだけじゃないけど、普段使いで使われるやつはわかりやすさを重視していこうや。時代に合わせるっていうか、わかりにくいまんまってのがそもそもって話よ。

 

ということで、なぁなぁな感じでわかりにくいままになってるもんはわかりやすい形になってくれよなって話。