溶ける寸前の雪だるま

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

柿剛速球ストレート

 

さるかに合戦という話があるではないか。

そこに。

 

さいころから1度くらいは聞いたことがあるのではないか。

どこかで。

 

(記憶によってるので色々違うかもしれないが)

まず登場人物に『人』はでてこない。しかし動物だけで展開するタイプかといえばそれも違う。

 

人は出てこないのに絵本等では家が登場する。文明の影をそこらに見ることができるのだ。

サルが建てたのだろうか? 1匹で? 本によるのだろうが、絵がある場合しっかりと家らしい家だ。1匹でこれは難しいだろう。

 

しかし、仲間の猿が近くにいる描写はない。

手段生活を行うはずのサルが群れで存在していない。群れから外れモノだったのだろうか。彼は方々で悪戯をしている厄介者扱いされているものである。火種となりうる、そう判断された結果だったのかもしれない。家やそのほかは選別の意味もあるのかもしれない。

もしくは逆で、何かしらの問題によって群れから外されたことが彼(件の猿)に闇の雫を落とし、その人(サル)格を捻じ曲げられてしまったのかもしれない。いたずらをする意味とは、元仲間たちの気を引きたい、しかし元仲間たち自身にする勇気はない、という心の裏返しだったのかもしれない。やられた側からすればたまったものではないが。

 

家だ。うすがのぼって乗っても平気な家だ。

しかし戸締りはしない。管理はずさんに見える。

しかし、それは実はわざと解放していたのではないだろうか。

彼が実は悪さをし、1人で過ごし、嫌われ、過ごしていようが仲間が遊びに来てくれるのを待っていたという証なのかもしれない。

いたずらをして回っている。報復事態も1度も考えなかったということがありうるのだろうか? ここに投げやりさもみえるのだ。

そしてカニの復讐に手を貸した栗と臼と蜂と牛の糞……?

 

 

待って。

 

待って。

 

スルーできない。やっぱり。

 

牛の糞はおかしない?

さすがによ。やっぱりさすがに。さすがに合戦よ。うるせぇ寒いのはわかっとるわ。

 

おかしいと思わなかったんだろうか?

なんか勢いでごまかされる思った?

俺は流されないからな。

 

いいよ。いい。

 

カニがしゃべる。

いいよ。昔話だもん。普段言葉が通じない生き物がしゃべったっていいよ。ファンタジーどんとこいな。せやな。他の話でも当たり前みたいにウサギがしゃべったりするもんな。いいよ。カニは珍しいかもしれないけどいいよ。あれだろ。泡が弾けて音なってんだろしらねぇけど。

 

サルがしゃべる。同上よ。カニがどっから声出しとるかわからないけど喋っとるってんならそらサルがしゃべるほうが不思議がないまであるわいな。

 

カニとサルが言葉通じ合う。

いいよ。しゃべるんだもんな。そりゃ通じるよ。そういうことにしとこうやっていう空気くらい俺にも読めるよ。いいよ。バベルの塔バリバリ全盛期で言葉が統一言語やったんやろ。万事解決やん。バベルの塔は健在でも言葉の壁は木っ端みじん。そら痛快やんけ。せやろ。

 

蜂もまぁいいよ。カニとサルがしゃべるんだもん。蜂だってそら愉快に喋り出すさ。

 

でも後はおかしない?

 

そもそもよ。

そもそもの話よ。

糞はいったんおこうや。

まずは栗よ。

 

いやお前。

 

何がおかしいって、柿と栗にどんだけ差があったんですか? って話よ。

柿は喋らず、栗は喋る。

 

いや待ってよ。

柿の気持ちにもなろうよ。メインやん。メインキャストやん、柿。

栗がしゃべるなら柿だって喋ってもいいっていうか、柿がしゃべるっていうか独自行動できるならもう全部解決やん。そもそも

 

食べれますか? 僕喋ってますけど? なんか色々それはダメと違うんか?

 

って話になってくるし。しゃべる相手を食べる猿とかもう猟奇的やん。なんか復讐ってより退治しなきゃいたずらで困ってるからとかいうレベルじゃない切実さと恐怖がプラスされるやん。

 

臼もそうよ。

 

臼て。

 

もはや自然物動物植物じゃない。加工品ですやん。石が生きてる! って話でもないですやんって。いっかいごりごりなんかされてますやん。なんやかんやして機械がAIでディープラーニングでレッツゴーとかいうのよりおかしな話やん。

よしんば喋ったとしてもよ。じゃあ柿の木もしゃべれよって話やん。

加工品がしゃべってまだ生きてる状態の植物はしゃべれませんは通じへんやろ。そこらの石もしゃべりませ! って話やろうが。

 

木がしゃべるって独自行動できるんなら「貴様に実はやらん!」できてさるかにも合戦せずにすんだんと違うんか。せやろ。

平和の使者柿の木さん爆誕したんとちゃうんか。じゃないならせめて加工品の臼がしゃべるのはなしやろ。石臼だけに意思がありますぅ、ってやかましいわ。

ていうか誰が作ったんだよ石臼。何の目的で喋る石臼使うんだよ。どこでだよ。使いにくいことこの上ないだろ。自我があるから自分で積極的にひくんですよぉ、ってこっちがひくわ。

 

俺、石臼だけど……石臼、だけど! 別のこと、したいんです!!! チャレンジをしてみたいんです!!!!!

 

とか言い出したらどうするんだよ。目をキラキラさせて。新たな問題勃発やんけ。いや石臼に目はないわ。どこのホラーだよ。

 

 

 

なんかどっと疲れたわ。終わろうか。

 

いやもう糞はいいやん。

 

糞に引っかかった……糞がひっかかった? 汚ぁい!

ともかく排泄物やん。細かくはもういいたない。もういいやんけ。察してくださいよ。おかしなてん羅列してたらこっちがおかしなるわ。糞つついて分解するような真似して何が楽しいねん。

 

でもこいつがしゃべって動くんならもうなんでもありなんやないですかってことだけは言うとく。それだけよ。

 

途中までなんか考察もどきみたいな感じで真面目っぽく(あくまでぽく)頑張ってたのに糞よ。糞でこれよ。そら話だって滑って転びますわな!!!!! はははは!!!!!

糞だけにやけくそってか。