溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

リバースリバーシバッシバシ

 

白に挟まれれば白くなり、黒に挟まれれば黒くなる。

そこに我々は生き抜くための知恵と狡猾さを見るのだ。

 

朱に交われば赤くなるという話もある。

赤くならなければ魔女裁判的に危ない時だってあるのだ。

時にそれが相手からすれば裏切りに思われても、場所を変える決断をせねば自分の道がなくなってしまうことはある。

 

でもあれはさすがにふらふら陣営揺れすぎだと思うのだ。白黒白黒ばんばん回転しやがって。慌てた時の目だってそこまで白黒しない。

1ターンはどのくらいを想定した時間なのだろうか。

1ターン1分だとしたらもうその戦場はすさまじい。裏切り裏切られの連続。誰も信用できない。こいつらは白でも黒でもなく灰色だったのでは? そう言いたくもなるだろう。

 

そもそもが裏切りを前提とした戦場なのだ。

個人個人(コマ)はどちらの要素を最初から備えていることを隠そうとしない。していない。

碁のように捕虜にされるでもなく、一旦捕虜にされてその後寝返りの交渉をされるわけでもない。その場で寝返って、さも同じ陣営ですぜぐへへという顔をしているのだ。なんてことだ。

 

碁>>>>将棋>>>>|壁|>>>リバーシ

兵の忠誠心というやつがあるならこんな感じでだいぶ差があると思う。

その場で寝返って相手の陣営のために即座に協力できるってお前は臨機応変の天才かよっていうレベルの人材が宝の山でざっくざくなのだ。リバーシは怖いゲームだった……?

 

寝返り寝返らせゲーム。

とかいうとなんか超騙し合いの知能戦っぽいなぁ、なんてことを思いつつ、リバーシはそんなこと考えてする遊びじゃないことをはっきりいっておく。