うさぎと瓶
うさぎ「競争しようぜ!」
動物たち「やだ……あのうさぎ瓶に話しかけてる」
動物たち「やめてやれよ。誰も競争してくれないから拗らせたんだよ」
これは瓶の勝ちということでよろしいか……?
試合に勝って、勝負に負けたのである。
現実に負けたともいう。
その後、ウサギは動物たちとただ会話することやめたのだ。
その価値を見出せなくなってしまった。
そして、利用できればいいという発想をするようになってしまったのだ。
結果、海を渡りたいと思った時騙して、調子に乗って、皮を剥がれてしまった。
うさぎはただ、己の足の速さを認めてほしかっただけなのだ。誰を馬鹿にしたいわけではなかった。原初はそこにあったのだ。
いつしか、それが傲慢に変わり、動物たちはうさぎを相手にするのを止めてしまった。
ウサギがこうなったのは自業自得だったのだろうか。
うさぎとかめ、いなばのしろうさぎルートである(何
書いてる途中で
王様の耳はロバの耳ィ!
通りすがりのロバ「お、ええやん」
え?
王様「え?」
というのが思い浮かんで萎えてしまった。
(どうしようもないまとめ