溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

うさぎと瓶

 

うさぎ「競争しようぜ!」

 

動物たち「やだ……あのうさぎ瓶に話しかけてる」

動物たち「やめてやれよ。誰も競争してくれないから拗らせたんだよ」

 

これは瓶の勝ちということでよろしいか……?

 

試合に勝って、勝負に負けたのである。

現実に負けたともいう。

 

その後、ウサギは動物たちとただ会話することやめたのだ。

その価値を見出せなくなってしまった。

そして、利用できればいいという発想をするようになってしまったのだ。

結果、海を渡りたいと思った時騙して、調子に乗って、皮を剥がれてしまった。

 

うさぎはただ、己の足の速さを認めてほしかっただけなのだ。誰を馬鹿にしたいわけではなかった。原初はそこにあったのだ。

いつしか、それが傲慢に変わり、動物たちはうさぎを相手にするのを止めてしまった。

ウサギがこうなったのは自業自得だったのだろうか。

 

うさぎとかめ、いなばのしろうさぎルートである(何

 

書いてる途中で

王様の耳はロバの耳ィ!

通りすがりのロバ「お、ええやん」

え?

王様「え?」

 

というのが思い浮かんで萎えてしまった。

(どうしようもないまとめ