溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

夢雑記:でかい蜘蛛はそれだけでホラー

 

でかい蜘蛛がまどの外から見ているのだ。

 

そのサイズ、自転車サイズである。

 

置物のように動かないのだが、いるだけで本来なら恐怖である。

なにせ俺は虫に属するようなものが大の苦手だ。蜘蛛は昆虫じゃないとかどうでもいい。頭の中のカテゴリ的にそう変わらないという話なのだ。

 

しかし、夢の中の俺は逞しいのか邪魔だなぁとか思っている。

あまつさえ、

 

せや、水かけたら逃げていくんじゃ?

 

とか考え出す。刺激するのをやめろ……!

しばらくそうして蜘蛛を見ているが、唐突に夢の中の俺は思い出すのだ

 

そうだ、鳩逃がさなきゃ。

 

夢だけど! 脈絡ないな!

トイレから出て玄関にいけば(トイレにいたらしい)確かに鳩がいる。夢なのにちゃんといるのか……というのは起きたからできる発想で、特に疑問を持たずに捕まえよう! となってぐわし! と掴む。暴れる鳩。逃がさぬ俺。落ち着く鳩。両手で鳩持ってるのにいつの間にかドア開けている俺。どうやって……?

というか、外に蜘蛛いるのでは?

そんなの関係ないとばかりに空に鳩を放り投げる俺。

飛び立つ鳩。

これが何かの物語なら蜘蛛がわんちゃん何かしてきそうだが、夢なので特に何もなし。

そして、家に引き返した俺は蛙退治のために部屋から鎖鎌を持って来るのだった。

いや、世界観どうなってんのよ。