溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

蜘蛛さんも驚きの

 

蜘蛛の糸という話がある。

 

これまた有名な話なので知っている人も多い話だ。

 

さいころ、今よりもっと純粋だったころは、教訓とかそういうのは置いておいてこういう感想を抱いた。

 

そりゃ糸切れるでしょ。そんな人乗ったら。

 

違う。そうじゃない。

である。

でも、実際不思議パワーすぎると思うのだ。

というか、かんだたマン不思議思考すぎると思うのだ。

 

お、糸あるやん! のぼったろ!

 

いやそれはおかしい。

ちょっと地獄で頭が緩くなったんだろうか。

とてもではないが、くそほど細い糸みて昇ることができるとかいう発想は湧かない。

 

いや、糸垂れてるやん……どんな嫌がらせよ……どう考えても登れんでしょこれは……地獄にホトケというか地獄でほっとけでしょこれは……

 

こうじゃないんだろうか。

どれだけ蜘蛛の糸に信頼性を置いていたんだこいつは。人を信じてない感じの悪い奴なんじゃないのか。ちょっと蜘蛛助けたことで糸垂らされたらしいから、実は蜘蛛フェチだったかもしれない。

蜘蛛のことをこっそり好きで、見た瞬間蜘蛛の糸だコレと気付いて飛びついてしまったのかもしれない。

これは俺のものだ!

というのも、隙が故の発言だったかもしれないのだ。

 

愛ゆえに。

 

いやないわ。

蜘蛛フェチだったから地獄でもあんなほっそい糸見つけられた説はあるかもしれないが。視力いいよな! かんだた! と思ったものだ。

蜘蛛の糸もほっとけさんが垂らしたろと思った時にそんだけ垂らせるのだからすごいものである。

 

あ、糸っすか! 了解っす! こんなんでよければ持ってってくださいよ。

 

え? 切るんすか? え? こんなに伸ばしたのに? マジでいってんすか。

 

蜘蛛さんも被害者なのである。

垂らしたいからちょっと助けたかんだたに全力で糸垂らしてよ、バフかけるから。

という発言があったか知らないがそれを信じて協力したのに使い捨てられる糸である。

いや知らないけど実際は。

 

誰かも言ってると思うけど、俺も子供のころ

 

そんだけ悪い奴だったんなら、まず強度確認で他の奴昇らせたりするのでは?

 

とは思った。

まぁ、蜘蛛の糸ほとけパワーを感じたとしても見てのぼれると考えられるくらい錯乱していたのなら無理もない話だと今なら思う。混乱してる時ってとんでもな行動するからな。

 

これ何もいわなければ全員引き上げられてたのかな?

 

かんだた中心だから、かんだたは一緒に行こうとすれば許されたんだろうか。

同じような悪党の罪がなかったことになる? 感じに見えるのだが、それは良かったのだろうか?

一緒にのぼってカンダタだけ許され? て他の奴さいならーはちょっとドSすぎない? 地獄だからおっけー! みたいなことなんだろうか。

 

何をすればかんだたマンは蜘蛛の糸登りギネス記録保持者になれたのだろうか。

蜘蛛以外も助けてたら何が垂らされたんだろうか。

カマキリも一緒に助けてたらハリガネムシも垂らされていたんだろうか。それはもう確定で嫌がらせの類だと思う。

 

ということで、いざという時のためにみんな蜘蛛をたくさん助けておこう(無理なまとめ