溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

うらうるしま

 

浦島太郎は気付けば、あの日の海岸に戻っていることに気が付いた。

 

はて? 僕はおじいさんになって、絶望の淵に立たされてしまったのではなかったか?

 

そう思うが、その肌は若々しいままだ。

悪夢でも見たのか――そう思えれば平和だったかもしれないが、そうはできなかった。

手元に、悪魔の箱があったからだ。

 

馬鹿な、絶望を繰り返せというのか――

 

しかしそこで浦島の頭に電流が流れる。

 

せや――農民になろ。

 

煙を成長度を上げるために利用することを思いついた浦島太郎は、そのまま品種改良と煙の分析を始めたのだ――

 

 

そうしてたどり着いたのがこの肥料。

乙姫EXさ。

 

こいつは凄いぜ。

何がすごいって?

そりゃ決まってる。他の肥料ならできないとんでもないことができやがるのさ。

まず、植物の成長度が100倍になる。馬鹿みたいな数字だろ? でもこれが本当だってんだから、うちのワイフと思わずタップダンスさ。

ん? そんなことをしたら、できたとしても土がからっけつになっちまうんじゃないかって?

大丈夫! 何せ、こいつは土の栄養が戻る速度だって100倍速なんだ。あぁ、おいおいお前は映画もゆっくり見れないほどせっかちなのかい? ってツッコミをよしてくれよ! ポップコーンはあったかいままさ。これは素晴らしい事だろ?

新しい肥料を追加してやってもいい。一度乙姫EXを入れてやれば、その後はこいつはどんな糞だってくっちまいやがるはらぺこ姫だからな。ぜーんぶ自分のもんにしちまいやがるんだぜ? 嫉妬てのは恐ろしいもんだぜ。おおっと、ワイフの目が冷たい。

出来上がるもんだって立派だ。どんなやつだってつやつやとしてうまい。いいもん食ってるわけでもないのにな。なにせ糞ばっかり食ってる(HAHAHA

 

ただまぁ、1つ気になることはといえば、乙姫EXにクソを与えるたびに初代の写真から笑い声が聞こえてくるらしい。全くホラーな話題だ。でも気にすることはない。

糞ネタで笑うゴーストなんて怖くはないからね!

 

という糞ネタが思い浮かんだって話(まとめ