溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

へんぜる

とグレイ照。

 

無駄に歪めてネタ話。

 

お菓子の家って、いつからあったんだろうか。

 

虫がたからないのが不思議でたまらないのだ。

 

というか、子供のころに聞いたし子供に聞かせる話の一つとして今もあるわけだけど……

 

口減らしっぽい話を子供にするかね!

 

と、言いたいのだ。

ダメなんじゃね? それはちょっと違うんじゃね。

そう思うのだ。

 

こまごまとしたこととかはあまり言いたくない方なのだ。クレームとかしないほうなのだ。電話は動悸息切れがするタイプだから。

 

さておき、自分がこの話を昔話的に知ったのって確か保育園とか幼稚園とかそのくらいの年齢だったはずなんだよね。

 

簡略化されてるのもあって、捨てられるところからハイ! スタート! 感あるでしょ。

 

なんか飢饉がどうのこうの時代背景がうんたらで捨てられたうんぬんっぽいけど、まず子供が親に口減られるのを大人が子供に話すなよと思うのは俺の感性がおかしくて空気読めないとはとても思えないのだ。

さんすうもこくごもよくわからない子供に口減られる話をしてどれだけ「ためになった!」と思うのか。

 

教訓ガーじゃなくて、教育うたうならもっと違うたとえ話考えろこの野郎。

この話じゃないと絶対ダメな教訓ってなんだよ。

当時は内容もふんわりさせて子供向けやな! って思ったかもせんが、現代じゃ多分そうでもねーぞこれ。こういう話がダメっていいたいわけじゃないの。もうちょっと大きめの子供になってからでしょっていう話。

 

軽い冗談の気持ちで自分の子供に「お前は〇〇で拾ってきた~」系の発言をする人間は親の資格がないと思う派の人間としては、捨てるという話をそんな子供のころに話すのってどうなのって思っちゃうのだ。

人格をしっかり形成していく途中の我が子に嘘でも【自分の本当の子供じゃない】発言なんてしようと思って、そうできるのか、本当に神経を疑う。

いや、マジで冗談でも子供に捨ててきたとか拾ってきたとかいうのやめろよ。お前の中の、お前だけが満足するクソみたいな行動でしかないと気付くべき。

 

せめてもうちょっと物心ついてからそういうのは勉強させろよって思うよ。

多分俺子供のころくちべらしってなんだよ、べむべらべろなら知ってる! さいほーそーで見た! ってレベルやぞ。特別俺が馬鹿っぽいとしても、よくわからんのが本当のとこでしょ。

 

わざわざ幼児にエグイ話で捨てる拾うを伝えるメリットが教育にそこまで有用だとはどうしても思えない。

 

昔話が今にあわせると大体そうだけどな。勧善懲悪はまだしも、現実に繋がる親と子供の関係をわざわざ不穏にさせる可能性があるものを積極的に話す意味とは……

 

お菓子の家! とかの単語でふんわりしねぇよそこは。

なんで虫がたからないんだよ。人工甘味料かよ。タンパク質も一緒に取れていいね! 的なサムシングかよ。

 

というかエグイやつから教訓を抜粋する絵本として持ってくるにも限界ってもんがあろうよ。かまでぶっ〇すパターンだったぞ俺がきいたの。

行動力あんな兄妹。

罠に嵌めた割にいきなり知能さがってんな魔女。

目とか腰とか悪いのをまず魔法で治したらどうですか。

 

そっから幼児の俺はどういう教訓を得たらよかったんだ。読んだ奴は特に考えて読んでねぇぞ。

 

パンか何かで帰れるように巻いても鳥が食うからダメ。

お菓子の家は虫がたからない。まいたパンには反応してもお菓子の家に鳥は反応しない。

お菓子の家には魔女が住んでる。ファンシー趣味。

魔女は子供の運動レベルでもなんとかかまでわなに嵌めれる。

割と魔法使わない。

魔女は割とずさん。(指チェックしかしない

魔女ぶっころがしても特にショックを受けたりしない。

 

子供のころのイメージを言葉でまとめるとこんな感じやったぞ。

 

まぁ、ここまでが前置きで(ぇ

一番に言いたいのは、だ。

 

お菓子の家って魔法で出したなら、もっと力入れるべきところがあったでしょ!!!!

魔女何してんの!? ってことだ。

 

ふふ、お菓子の家という悪魔的発想……!

これ……子供馬鹿釣れすんで...…!!!

天才……天才の発想……!!!!!

 

って?

色々爪が甘すぎるだろ!

どう失敗すればそんな無から有を生み出すみたいな奇跡起こせる存在がかまゆで反撃大事件になるんだよ!!!

びっくりだわ。

 

いやまぁかま云々は解釈とかデフォルメとかによるんだけどさ。

 

ともかく太らせて食うみたいな目的があったらしいんだけど、

 

お 菓 子 の 家 を 食 え 

 

もしくは

 

肉 を 生 み 出 せ

 

魔法使えない(人力でお菓子の家を作ったというのなら)ならなおさらそのパンとか砂糖とか食ってろ(人力ならその材料費で肉を買え、人を雇え)

魔法で作ったものがカロリーにならないならそれ売るなりで騙して金を得るところから始めよう。もしくは家を売る商売始めよう。

 

肉が食べたいんだよぉ! → せや、お菓子の家つくろ……

 

じゃねぇんだ。だからかまに入れられるんだよ。子供に。

 

最後にのオチも納得できんのだ。

財宝? 持って帰って親大喜び! しあわせにくらしました。

 

うん。無理。

 

これ財宝無くなったらまた捨てるパターンやで。

悩もうが一回捨てる決断をしてそうしたなら、次はもっと決断早くそうするぞ。すでにやったことがあることでしかないからないからな。ハードルがそい面の中でくっそ下がっとるからな。謝ろうが、一時的なもんでしかないで。

 

財宝を得たことで金銭感覚が狂って家庭崩壊パターンもあるな。食糧難な背景があるなら、お金で取引がどれだけできるともわからんし。

 

子供捨てて同じ家で普通にまた暮らしてて、財宝持って帰ってきたら手の平ドリルする親やからな。時代が時代とは言え、これで幸せな結末になりましたと言われても首を捻るやで。

 

まぁ童話とかってそういうものだといえばそれまでの話だけど(今までの全てが無駄になる結論

 

大人になってまでは言わないけど、もっと物心ついて、ある程度の思考が回せるようになってから読むべき話だと思うんだよね。

 

話としては好きだし。

 

ということで、ぼくは童話が大好きです(まとめ