溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

頭痛と握手はできない

頭痛がするのだ。

誰かが脳内に侵入して、所かまわず間違ったダメなタイプの陽キャもどきがノリで騒いでいるのだ。

間違ったというところがポイントである。断じてそれらは陽キャと呼ばれてよいそれではないのである。

 

うぇー! うぇーい!

 

と鳴き声を上げながらその辺にゴミを散らかして帰っていく迷惑なノリを頭の中でされている感じだ。そりゃ頭痛も起きようというものだ。

だってそれ陽気というよりただの危ない奴

 

うぇー! うぇーい! バックします。うぇー! うぇーい! バックします。

 

とか、そういう注意喚起を促す音くらいになれたらいいのに。ただただ頭の中で想像上のダメな陽キャもどきが物心ついたころから定期的に騒ぐのだ。定期的に夏場に大量発生するインスタントダメ陽キャもどき(学名)のように、定期的に頭痛になるのだ。

 

陽キャであることはもちろん悪いことではない。

明るく元気で物事を楽しんでいるというのはいいことでもあるのだ。

 

駄目なのはあくまで人に迷惑をかける陽キャ所属詐欺しているもどきである。

ライブ終わりに地元にゴミを散乱させたまま何食わぬ顔をして帰るタイプである。心が陽キャになりきれていないのだ、そういうやつは。

何食わぬ顔をして帰った後、「俺こういうとこにゴミ捨てていくやつ信じらんねぇ」みたいなことをツイッターで呟くノリだ。自分で捨てたゴミの画像上げながらなぁ!!!(発狂

みためだけ擬態している擬態能力を駆使して陽キャになりきることから、迷惑をかけるもどきも一緒にカテゴライズされがちだ。ダメなのだ、そういうのは。

 

俺自身はそう明るくないけれど、明るい人もノリがいい人もそうなろうとしている人も好きなのだ。逆に明るくなれない人も、マイペースにテンションあまり上げなく淡々と話す人だって好きなのだ。

変な振り切り方をしたり人とか、同じ道ですと主張しているが実は別の道にいる人が苦手なのだ。

 

そうとも、もっとわけていこうじゃないか。

迷惑をかけるのが陽キャというカテゴリでもないし、陰キャというカテゴリでもないはずだ。それはただの迷惑をかける人でしかないのだから。迷惑という意味でも迷っているという意味でも迷キャラとかそんなてきとうな感じでいいではないか。

 

 

 

ところで、個人的には陽キャという言葉も陰キャという言葉も苦手です。

 

もう「陽陰」って明らかにいい意味でつかわれるパーセンテージ低そうじゃん。うっわぁって思った最初見た時。

 

 

 

頭痛の話をしないことで頭痛をスルーする作戦だったのだが、別に痛さが消えることはなかった。寄り添わなくていい、頭痛さんはそっと寄り添ってくれなくていいから……陽でも陰でもどっちでもいいから俺にとって良いキャラであったくれよ……